最近、若い女性の間で「マンジャロを打ちたい」「薬で痩せたい」という声を聞くことがあります。
その話を聞いたとき、私はまず、簡単には責められないなと思いました。
「楽して痩せたいだけ」
「努力したくないだけ」
「見た目ばかり気にしている」
そう見える人もいるかもしれません。
でも、カウンセラーとして考えると、その奥には、もっと切実な気持ちがあるのではないかと思います。
痩せたら、もっと可愛くなれるかもしれない。
痩せたら、自分に自信が持てるかもしれない。
痩せたら、人から大切にされるかもしれない。
痩せたら、今の自分を変えられるかもしれない。
そう思うくらい、今の自分でいることが苦しいのかもしれません。
外見を気にすることは、決して悪いことではありません。
人は誰でも、誰かによく見られたいと思うことがあります。
自分の見た目に自信が持てないと、人前に出ることがつらくなったり、写真に写ることが嫌になったり、恋愛や仕事、人間関係にも影響することがあります。
だから、「痩せたい」と思う気持ちそのものを否定する必要はないと思います。
ただ、本当に欲しいものは、体重の数字だけではないのかもしれません。
安心したい。
自信を持ちたい。
自分を好きになりたい。
人から認められたい。
今の自分を変えたい。
そのような気持ちが、「痩せたい」という言葉の中に込められていることがあります。
だからこそ、私は「マンジャロを打ちたい」と思う人を、すぐに否定したくありません。
でも同時に、薬を自己判断で使うことにはリスクがあります。
薬には作用がある一方で、副作用もあります。
特に、医師の管理を受けずに使ったり、美容目的だけで安易に使ったりすることは、身体に負担をかける可能性があります。
大切なのは、痩せたい気持ちを否定することではありません。
その気持ちの奥にある苦しさを、ちゃんと見ていくこと。
そして、身体と心を傷つけない方法で、自分を大切にしていくことです。
健康的に食べること。
眠ること。
少し身体を動かすこと。
誰かに話を聞いてもらうこと。
自分を責めすぎないこと。
そうした小さな積み重ねは、体重だけでなく、メンタルにも影響します。
「痩せたいあなた」が悪いのではありません。
「変わりたい」と願う気持ちも、悪いものではありません。
ただ、そのために自分の身体や心を傷つけてしまう前に、少し立ち止まってほしいと思います。
くくるカウンセリングルームでは、外見の悩みや自己肯定感、人からどう見られるかという不安についても、安心して話せる場所でありたいと考えています。
痩せたい気持ちを否定するのではなく、
その奥にある「本当はどうなりたいのか」を、一緒に大切に考えていけたらと思います。



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