犬が心に与える影響

メンタルを整える
相棒がお出迎えします

みなさま、こんにちは。くくるカウンセリングルーム公認心理師の榮口です。7年前に家族でふと立ち寄ったペットショップに、生後半年のボストンテリアという犬種の犬がいました。普通はペットショップにいる犬の販売時期は、生後2~3か月ぐらいらしくて半年の彼女は売れ残っていたそうです。おそらくオッドアイと言って右目が見えていないのと、後ろ脚の膝が亜脱臼していたのが原因だったのでしょう。そんな彼女(犬)はを私たち家族を見つめ一緒に住みたいと言っているように感じました。

と、いうことで少し導入が長くなってしまいましたが、今回は犬とメンタルヘルスに与える影響について語っていきたいと思います。ところで、連日ブログ更新は途絶えましたが、連続ブログ更新は続いています。メジャーリーガーのダルビッシュ有投手の名言なのですが、「継続というのは、、、。」脱線しすぎなので、この話はまた今度にでも。

ペットとして犬を飼うことがメンタルヘルスに及ぼす影響については、多くの研究や臨床経験から重要な観点が見出されています。犬は愛情、忠誠心、安定感を提供し、飼い主の生活全般にポジティブな影響を及ぼすとされています。それでは、具体的にどのように犬を飼うことがメンタルヘルスに良い影響を与えるのか、その点について考えていきます。

ストレス軽減とリラックス効果

ストレスは私たちの日常生活において避けられないものですが、犬を飼うことはストレスを軽減する助けとなります。犬との触れ合いや散歩は、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を減らし、心身のリラックスを促進します。また、犬は特有の癒しの力を持ち、抱きしめたり、じっと見ているだけでで私たちの気持ちを落ち着かせ、安定させてくれます。

孤独感の軽減と社会的結びつきの促進

犬は忠実であり、飼い主との強い絆を築きます。特に一人暮らしの方や孤独感を抱える人々にとって、犬は理想的な家族となります。犬を飼うことで、家に帰る喜びや愛情を感じ、孤独を軽減することができます。また、犬との散歩や公園での交流は、新しい人との出会いや社会的な結びつきを促進し、孤立感を和らげるとされています。

運動促進と健康への影響

犬を飼うことは、定期的な散歩や運動の機会を提供します。犬は運動を必要とし、飼い主と共に活動することで、体を動かす励みになります。飼い主にとっても適度な運動は健康促進につながり、心臓や筋肉の健康を保ち、肥満や糖尿病などのリスクを減らす助けにもなります。

責任感とストラクチャーの提供

犬を飼うことは責任感を育む手助けになります。飼い主はペットの世話やトレーニングに時間を費やし、日課を確立することでストラクチャーを提供します。これは飼い主にとって、日々のルーチンを持ち、自己管理能力を向上させることにつながります。

感情の支えと心の安定

犬は飼い主の感情の支えになります。特に心理的な問題を抱える人々にとって、犬は安定感をもたらし、ストレスや不安を和らげる助けになります。犬は飼い主の心の健康を支え、ポジティブな気持ちを醸成することができます。

まとめ

最後に、犬を飼うことは責任も伴います。適切な訓練やケアを提供し、ペットとの相互関係を築くことが重要です。犬は素晴らしい家族であり、メンタルヘルスに多くの良い影響をもたらすことができますが、飼い主自身のケアや注意も欠かせません。

くくるカウンセリングルームは、山側にあり、相談者様にはそこを眺めてもらいながら、じっくりカウンセリングを行っています。いつでも、どなたでも、心の重荷を共有し、一歩踏み出す手助けになれればと思います。悩んでいる方の心の声に耳を傾け、共に闘い、回復への道を歩むお手伝いをしていきます。

どんな困難な状況でも、心の健康を守るために、専門家のサポートが大切です。くくるカウンセリングルームでは、お手伝いできることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。一緒に前向きな一歩を踏み出しましょう。

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